ロマンスのスタート
推しメンの卒業が近づいてきた
日々思いだけが大きくなってきて、私の推しメンの素晴らしさを(半分は私が推しメンが大好きだということを)言葉にしたい欲求が止まらずブログを書くことにしました。
語彙力も表現力(?)もないただのおたくですがストレートな感情をそのまま言葉に出来たらなと思います☺️
引き寄せられた?
2年前の夏。48グループでの推しメンが卒業した私は完全に“ヲタク”という世界から離れようとしていた。(というか離れたかった笑)
友達と遊んだり、お洋服に興味を持ち始めたり普通の学生として(いやなんか語弊があるかもしれないけど)過ごしてた。もうアイドルを好きになることは絶対ないと思ってた。
でも日々の中に“好き”のない生活はどこかつまらなくて。
と言っても元々アイドルだった推しメンの立つステージは追いかけていたけど、やっぱり日々情報が溢れていたアイドルの世界にいる推しメンとはまた違くて。
刺激の少ない日々だったなと今振り返ると思う。
そんな中わたしの大好きなヲ友達たちが“乃木坂46”にハマっていっていた。
もうその頃には15thシングル「裸足でSummer」の発売時期。世間的にも人気が爆発し始めた頃。
存在はもちろん、表題曲は大体知っていたし、ヲタクあるあるだけど乃木どこや乃木中ぐらいは見ていた。
ある日その中でも仲の良いヲ友達(西野のななせちゃん推し)にバスラ@神宮に行かないかと誘ってもらった。
正直その時は、コンサートにお金を払うまで乃木坂46に興味はなかったものの大好きなヲ友達の大好きなグループだし、まいやんのガールズルールが観れるかも!ぐらいの気持ちで行くことに。
そして当日。
ヲタクって本能的にその場のノリでお金を使ってしまう癖があるんだと思う。ノリで推しタオルが欲しくなった。
でも肝心の「推しメン」がいない。
まあここは連番相手の推しメンこと西野七瀬ちゃんの推しタオルを買おう!となったんだけど売り切れ…
こうなったら普通は諦めると思うんだけどどうやらその時の自分は相当推しタオルが欲しかったらしい、ライブには必要だと思ったらしい。
“そうだ、気になるメンバーの推しタオルを買おう!!”
乃木中で情報を得ているわたしは気になるメンバーが1人だけいた。
そう、今の推しメンこと“能條愛未ちゃん”である。
信じてもらえないかもしれないけど、わたしの始まりはこの推しタオル1枚から始まったんだ。
本当に今思うと
“引き寄せられたんだ…”
と思っている。
なんで彼女なんだろうか。
応援したいと思う時って今までは何か決定的な出来事があったりしたんだけど、
あの大きな神宮球場で何かビビッときた瞬間があったかと聞かれるとその時点では正直何もなかったから。
もちろんその日のライブではどの曲に出演してるかも、サイリウムの色も分からなかったから
隣にいるヲ友達に教えてもらってやっと存在を確認していた。
でも気づけば目で必死に追っていた、探していた。
始めは冗談交じりだったんだけど、終わりには間違いなく“能條愛未”を探していた。
もしかしたら好きな人ができたかもしれない…
そんな感じぐらいの感覚。笑
会いに行く。
ライブが終わってから数日、まだ夏休みだった私はたらたらと携帯で“能條愛未”について調べ始めた。
過去のバラエティを漁ってみたり、どの曲を歌ってるとか、アンダーメンバーってなんだ?とか。
どうやらまだ握手券が売ってるらしいとか舞台に出るらしい(墓場女子高生)とか。
気づいたら会いに行くための準備をしていた。
チケットも握手券も買っていたのに年内はそれよりも優先したい予定ができてしまったり、体調を崩したりで結局会いに行くことはできなかった。
ただ元ヲタクはそれで終わったりしない。
(すごくかっこよく言い回してみた←)
1月に全握と個握を連日京都で開催するということで“京都旅行”と称してななせちゃん推しについて行くことに。
うむ、その時点で初回の握手が京都ってとこがまた私もおたくだなぁと思う(´-`).。oO笑
2017年1月14日、忘れもしない大雪。笑
初の全握、女性エリアに案内されたと思いきや、スタッフさんの案内ミスなのかなんなのかでめちゃくちゃ後ろのブロックに。もはやその時点で乃木坂ちゃんの存在を確認できていなかったよ…そのあと外で握手入場に3時間待機したの忘れないよ…
でもその先に乃木坂ちゃんがいると思ったらしんどかったけど頑張れたのでやっぱりアイドルって偉大。
中に入場し、目の前には人人人。
(その日は橋本奈々未さんのラスト全握だった。)
その隙間から一番はじめに見えたレーンが
だった。
周りのヲ友達に「やっぱ始めは推しメン(笑)に行って来なよ〜〜!」と背中を押されてレーンに並ぶことに。
そうまだこの時点では「気になる存在」だったから。
並びはなんと能條さんが先。
忘れもしない初めての握手。
レーンに女の子が少なかったからなのか、初めてきた人だと思っていたのか、珍しいものを見てるような表情で迎えてくれた(笑)
「ずっと会いたかったんです!会えて嬉しいです!」
本心だし全力で伝えたけどこんな言葉全握だったら決め台詞のように聞こえるだろうし、きっと伝えきれないなと思いつつその言葉しか思いつかなかった。
『えー本当に!ありがとう!嬉しいなあ。』
文字にすると定型文のようなやりとりに聞こえてしまうが、この瞬間から私は“能條愛未”という人に惹かれたんだ。
バラエティで活躍している姿とは全く違う。
一言で言うとめちゃくちゃ“いい女”。
見かけは近寄りがたい綺麗なお姉さん。
なのに話しはじめたら手を引いて顔を近づけて真っ直ぐな優しい目で感情がストレートに伝わってくる。何かどんどん話したくなるような、優しく全部を受け止めてくるれるような、ワクワクする雰囲気だった。
いい意味でも悪い意味でも素直で真っ直ぐな人なんだろうなと。
その後も抑えきれない感情が足を動かしてループしていた…(その時に券を譲ってくれた周りのお友達には感謝です…)
その日のうちに愛未ちゃんは認知とかそういうんではなくて会話の内容で“自分のファン”だと認識してくれたんだと思う。
そういう雰囲気を作って会話を進めてくれるところも好きになった理由の一つかもしれない。
その日のうちにモバイルメールを登録していた…
次の日の個別握手会の朝、京都のホテルでまるで好きな人から返信が返ってきたかのように
“おはよう”メールにときめいたのをめちゃくちゃ覚えてる。笑
前日に愛未ちゃんから名前を聞いてくれていたんだけど、正直なところ記憶力がいいとは思っていなかったので(テレビのイメージにしても失礼すぎる)色んなことに期待はしていかないとチラつくヲタクの心を抑えて、ただ会えることだけを楽しみに会場に向かっていた。
握手待ちの間、ほかのファンの方と話している姿を見て昨日とはまた違う“能條愛未”がいることに気づいた。
どこか頬は昨日よりも緩んでいて、構えることなくゆるーーーーい空間だった。
会う前にも人見知りだということは知っていたけどアイドルって大体握手会ではそんな一面すら見せないイメージだったからすごく人間らしくて安心した。笑(全力の褒め言葉)
そんなところも話す前から愛おしく感じてしまってる時点で私はもう能條愛未ちゃんが大好きだったのかもしれない。
1枚目、心臓が今にも出そうなぐらい緊張した。昨日より長く能條さんと話ができるという心の準備が全くできていなかった。
だがしかし、ブースに入るとそんな緊張も忘れるぐらい、真冬の朝につけるストーブぐらい急激にあったかい空間だった。笑
『あ!おはよー!ち、ち、ちはるちゃん!』
なんなんだ、この人は。
釣られるってこういうこと?
え、このアイドルすごくない?
見事な一本釣りでした。
その後に、
『なんか声昨日と違くない?どうした?』
ホテルで乾燥でやられてガサガサになった声も心配してくれたのよ。いや、連日とはいえよ、そんな昨日来たばっかのよくわからんやつの声まで覚えてくれてるなんて本当感動した。(そこ)
話していくうちにどんどん親近感というか
釣ろうとか可愛らしくとかは全く意識することなく、飾らない。
変な表現かもしれないけど同じ人間としてして対等に話してくれる感じがめちゃくちゃ好きだった。
無意識に釣られてたし、1秒1秒息してるだけでめちゃくちゃ可愛いんだけどね。
テレビで気になり、ライブで引き寄せられ、接触で惚れた。
「やばい…始まってしまった…」